2014年5月17日第三回北陸お節介隊・困る前勉強会にて地域防災の現状のお話を伺いました。お話は、災害ボランティアコーディネーターの奥村彰敏さんです。場所は、コワーキング・自遊空間f86です。
動画にてご覧ください。
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地域防災について 奥村彰敏 第三回北陸お節介隊
Presentation Transcript
1. 地域防災について こまつNPОセンター 災害ボランティアコーディネーター 奥村彰敏
2. 局地災害の種類局地災害の種類局地災害の種類局地災害の種類 ×水害(津波・河川氾濫・ 遡上波) ×竜巻・突風・台風 ×土石流・土砂崩れ ×大雪・豪雪・雹 ×地震 ×異常低温・凍結 ×航空機事故 ×火山噴火
3. 局地災害の脅威・対応の難しさ局地災害の脅威・対応の難しさ局地災害の脅威・対応の難しさ局地災害の脅威・対応の難しさ ◎初期対応の煩雑さ・緊急性 (ケースワークが求められる) ◎激甚地域との連絡が途絶 ◎災害支援要請が自治体に委 ねられる ◎避難勧告・指示基準が、災害 ごとに一定でない。 ◎受援プラットホームが大きくな い。
4. 水害①(那智勝浦にみる) ◎土砂崩れにより河川環境が変化・せき止められた河川が鉄砲水に。◎土砂崩れにより河川環境が変化・せき止められた河川が鉄砲水に。◎土砂崩れにより河川環境が変化・せき止められた河川が鉄砲水に。◎土砂崩れにより河川環境が変化・せき止められた河川が鉄砲水に。 ◎深夜のためと従来からの水害地域のため、避難勧告が功を奏しなかった。◎深夜のためと従来からの水害地域のため、避難勧告が功を奏しなかった。◎深夜のためと従来からの水害地域のため、避難勧告が功を奏しなかった。◎深夜のためと従来からの水害地域のため、避難勧告が功を奏しなかった。 ◎ハザードマップに頼りすぎたための被害の拡大◎ハザードマップに頼りすぎたための被害の拡大◎ハザードマップに頼りすぎたための被害の拡大◎ハザードマップに頼りすぎたための被害の拡大 ◎人的被害◎人的被害◎人的被害◎人的被害(死亡死亡死亡死亡24名・行方不明名・行方不明名・行方不明名・行方不明1名名名名)
5. 水害②(長岡にみる) ◎土砂崩れによる河川環境変化による氾濫は、那智勝浦と同じ◎土砂崩れによる河川環境変化による氾濫は、那智勝浦と同じ◎土砂崩れによる河川環境変化による氾濫は、那智勝浦と同じ◎土砂崩れによる河川環境変化による氾濫は、那智勝浦と同じ ◎災害地域であり住民の意識の高さも伴い、避難がスムーズ◎災害地域であり住民の意識の高さも伴い、避難がスムーズ◎災害地域であり住民の意識の高さも伴い、避難がスムーズ◎災害地域であり住民の意識の高さも伴い、避難がスムーズ(日中避難日中避難日中避難日中避難) ◎県内外との支援協定がありいち早く支援物資・支援人員が二日で到着◎県内外との支援協定がありいち早く支援物資・支援人員が二日で到着◎県内外との支援協定がありいち早く支援物資・支援人員が二日で到着◎県内外との支援協定がありいち早く支援物資・支援人員が二日で到着 ◎一週間で収束、人的被害なし◎一週間で収束、人的被害なし◎一週間で収束、人的被害なし◎一週間で収束、人的被害なし
6. 土石流被害(伊豆大島) ◎三宅島噴火以来、◎三宅島噴火以来、◎三宅島噴火以来、◎三宅島噴火以来、25年ぶりの災害年ぶりの災害年ぶりの災害年ぶりの災害 ◎従来と違う形で土石流が市街地に。一時間当たり雨量◎従来と違う形で土石流が市街地に。一時間当たり雨量◎従来と違う形で土石流が市街地に。一時間当たり雨量◎従来と違う形で土石流が市街地に。一時間当たり雨量122.ミリ、一日ミリ、一日ミリ、一日ミリ、一日800ミリミリミリミリ ◎河川◎河川◎河川◎河川ももももさえぎり鉄砲水に、水害との複合災害さえぎり鉄砲水に、水害との複合災害さえぎり鉄砲水に、水害との複合災害さえぎり鉄砲水に、水害との複合災害 ◎深夜の避難誘導を嫌い、避難勧告出ず◎深夜の避難誘導を嫌い、避難勧告出ず◎深夜の避難誘導を嫌い、避難勧告出ず◎深夜の避難誘導を嫌い、避難勧告出ず ◎人的被害◎人的被害◎人的被害◎人的被害(死者死者死者死者39名・行方不明名・行方不明名・行方不明名・行方不明4名名名名)
7. 竜巻被害(熊谷にみる) ◎突発性・発生予想が立てにくい◎突発性・発生予想が立てにくい◎突発性・発生予想が立てにくい◎突発性・発生予想が立てにくい ◎破壊力が強い◎破壊力が強い◎破壊力が強い◎破壊力が強い ◎発生後の人命救助に、対策が求められる。◎発生後の人命救助に、対策が求められる。◎発生後の人命救助に、対策が求められる。◎発生後の人命救助に、対策が求められる。 ◎外部からの復旧支援は、早期に可能。◎外部からの復旧支援は、早期に可能。◎外部からの復旧支援は、早期に可能。◎外部からの復旧支援は、早期に可能。
8. 平成26年北関東豪雪
9. 雪害・豪雪(富士吉田市に見る)
10. 平成26年北関東豪雪の脅威・教訓 ◎幹線道路が県境で寸断、山梨・長野が孤立◎幹線道路が県境で寸断、山梨・長野が孤立◎幹線道路が県境で寸断、山梨・長野が孤立◎幹線道路が県境で寸断、山梨・長野が孤立 ◎市民レベルでの雪対策意識が薄い地域◎市民レベルでの雪対策意識が薄い地域◎市民レベルでの雪対策意識が薄い地域◎市民レベルでの雪対策意識が薄い地域 ◎除雪の知識・技術・ルールが、薄い地域◎除雪の知識・技術・ルールが、薄い地域◎除雪の知識・技術・ルールが、薄い地域◎除雪の知識・技術・ルールが、薄い地域 ◎重機不足のため、幹線道路の不通が数日続く◎重機不足のため、幹線道路の不通が数日続く◎重機不足のため、幹線道路の不通が数日続く◎重機不足のため、幹線道路の不通が数日続く ◎除雪の遅れのため、残雪が表層化。◎除雪の遅れのため、残雪が表層化。◎除雪の遅れのため、残雪が表層化。◎除雪の遅れのため、残雪が表層化。 ◎特有の空◎特有の空◎特有の空◎特有の空っっっっ風のため、残雪が氷化。風のため、残雪が氷化。風のため、残雪が氷化。風のため、残雪が氷化。 ◎自治体レベルでの対策・要綱がない◎自治体レベルでの対策・要綱がない◎自治体レベルでの対策・要綱がない◎自治体レベルでの対策・要綱がない(雪捨て場雪捨て場雪捨て場雪捨て場) ◎災害弱者の支援・重症患者の対応◎災害弱者の支援・重症患者の対応◎災害弱者の支援・重症患者の対応◎災害弱者の支援・重症患者の対応 ◎広域支援が基本のため、途絶時に脆さ◎広域支援が基本のため、途絶時に脆さ◎広域支援が基本のため、途絶時に脆さ◎広域支援が基本のため、途絶時に脆さ ◎越境活動の前例不足による、除雪の遅れ◎越境活動の前例不足による、除雪の遅れ◎越境活動の前例不足による、除雪の遅れ◎越境活動の前例不足による、除雪の遅れ ◎離海地域の支援の難しさ◎離海地域の支援の難しさ◎離海地域の支援の難しさ◎離海地域の支援の難しさ(気象によりヘリが気象によりヘリが気象によりヘリが気象によりヘリが××××)
11. 各地でのボランティアの活躍
12. その姿が市民を動かし・・・、
13. そして2/24、市民総出の作戦が 各地域で展開された・・・。 市民が一体となった雪かき市民が一体となった雪かき市民が一体となった雪かき市民が一体となった雪かき 前橋いっせい雪かき大作戦前橋いっせい雪かき大作戦前橋いっせい雪かき大作戦前橋いっせい雪かき大作戦
14. 失ったものは大きいけど、なにかも得た・・。
15. 平成平成平成平成25年度災害教訓年度災害教訓年度災害教訓年度災害教訓 ◎地域の強み弱みを把握した、広域支援体制の必要性。◎地域の強み弱みを把握した、広域支援体制の必要性。◎地域の強み弱みを把握した、広域支援体制の必要性。◎地域の強み弱みを把握した、広域支援体制の必要性。 ◎受援プラットホームの必要性。◎受援プラットホームの必要性。◎受援プラットホームの必要性。◎受援プラットホームの必要性。 ◎恣意的な災害派遣・避難勧告の発令の危うさ。◎恣意的な災害派遣・避難勧告の発令の危うさ。◎恣意的な災害派遣・避難勧告の発令の危うさ。◎恣意的な災害派遣・避難勧告の発令の危うさ。 ◎市町村レベルでの危機対策機構の創設◎市町村レベルでの危機対策機構の創設◎市町村レベルでの危機対策機構の創設◎市町村レベルでの危機対策機構の創設 ◎災害対策◎災害対策◎災害対策◎災害対策NPОの必要性の必要性の必要性の必要性 ◎ハザードマップの見直しと盲信の危険性◎ハザードマップの見直しと盲信の危険性◎ハザードマップの見直しと盲信の危険性◎ハザードマップの見直しと盲信の危険性 ◎県境付近の相互乗り入れの現場でのフリーハンド◎県境付近の相互乗り入れの現場でのフリーハンド◎県境付近の相互乗り入れの現場でのフリーハンド◎県境付近の相互乗り入れの現場でのフリーハンド ◎災害後の◎災害後の◎災害後の◎災害後のPTSDや心的摩擦のケアや心的摩擦のケアや心的摩擦のケアや心的摩擦のケア
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