今朝、倫理法人会の「万人幸福の栞」を音読で1時間半最初から読んでいて、気になる単語などを調べています。

 その中で、よくわからなかったのが、発顕と顕現

【顕現】
 まず、腑に落ちたのが、顕現。
 はっきりと姿が現れること。また、物事をはっきりとあらわすこと。 良くわかる。

【発顕】
 これが、良くわからない。倫理の先輩もブログに書いている。⇒ 2009年01月14日幹部研修
--引用ここから--
しかし、この「発顕」という言葉がひっかかりなかなか腹に落ちないのである。

後で辞書を見てみたが、「発顕」は見つけ出すことができなかった。
代わりに「発現」という言葉を見つけた。意味は「あらわれ出ること」とあった。どうやら「発顕」と同じような意味のようだ。

想像だが、「還元」の反対語として「発現」よりも「発顕」の方が適しているのかもしれない。
--ここまで--

 私なりに調べる。
 まず、漢字としての「顕」の意味は、
1 あきらかであること。また、あらわれること。
2 「顕教(けんぎょう)」の略。

 と言うことであるから、2を深く解釈して、秘密にしないで、あきらかにすること。と捉えて、積極的に表現をすることと言う解釈をしました。
 「現れる」は、単に見えるだけなのに対して、「顕れる」は、意識してそのものが現れること。現れたことを知って欲しいから顕れると解釈しました。

 例えば、顕微鏡は、現微鏡とは書かない。なぜならば、人間が、見える奥底にある顕在化させるべく徹底的に見抜くと言う気持ちの表れだと思いました。

今回のブログに書くのに徹底的に調べて、自分の腑に落ちるまで、納得するまで調べ、理解しようする行為が、発顕だと思いました。